株式会社エヌディーシージャパン様
店舗力強化プログラム

店舗と店長の成長を通して会社の未来を創るプロジェクト。
株式会社エヌディシージャパン様の店舗力向上を実現した1年間の伴走型支援。
Overview
株式会社エヌディシージャパン様が最も必要としていたのは「一緒に悩んでくれる」存在でした。
アパレル業界において人材は最大の資産であり、その育成が企業の存続と発展に直結することは言うまでもありません。しかし、マネジメント層の教育が思うように進まず、社内の人材育成に課題を感じておられました。また、単なる研修ではなく、現場に寄り添い、具体的な課題解決に取り組むパートナーを求めていらっしゃいました。
そこで私たちは、「研修」「グループコンサルティング」「店舗OJT」を組み合わせた約1年間の伴走型プログラムをご提案させていただきました。
「マネジメント層の教育は最優先課題だった」と、取締役の石井氏と人事部長の笠行氏は振り返ります。
取締役 石井宏明 様
人事部長 笠行康平様
ご支援内容
支援期間: 1年間(2024年2月〜2025年1月)
課題と背景
・店舗ごとのパフォーマンスの差が大きい
・マネジメント層の育成が進まず、現場運営の質にばらつきがある
・研修のみでは行動変容が進まないので伴走型のパートナーが必要だった
支援内容
1、店長向け定期研修 :マネジメントスキルの強化、売上向上に向けた戦略的アプローチ、他)
2、グループコンサルティング:課題解決型のアプローチ・店長間のナレッジ共有
3、店舗OJT:現場で実践支援
成果
・事業部売上前年比118%、予算比108%を達成(既存店売上約3,000万円増)
・店長のマネジメントスキル向上により、現場の主体性が向上
・本部と現場の連携強化により、課題解決のスピードアップ
・評価制度の見直しを含む組織全体の成長基盤構築
Chapter 01.単なる研修ではなく、一緒に悩み解決するパートナーとして
WILLSORT 海藤:もともとどのような課題を抱えていらっしゃったのでしょうか?
石井氏:「マネジメントできる人が少ないという課題がありました。アパレルの仕事は人海戦術が非常に有効になる商売です。オペレーションだけで売っていける商品ではなく、接客が必要で、難易度の高い仕事だと思います。そういった意味でも、社内の教育がまだまだできておらず、そこを何とかしていかないといけないと考えていました。」
WILLSORT 海藤:数ある研修会社の中から、なぜ弊社を選んでくださったのでしょうか?
石井氏:「単なる研修ではなく、ちゃんと伴走してもらえるかどうかを非常に気にしていました。ただの座学では、YouTubeで学べることと変わりません。実際に店舗の現場のことを一緒に悩んで、『こうやったらどうか』と提案してくれる、いわば外部マネージャー的な役割を担ってくれるというところが、最終的な決め手でした。
また、最初にお会いした際に、すごく勉強されている印象を受けました。いろんなことに自己投資されているのが良いなと思いましたね。常に知見をアップデートしている感じがしました。
それから、『伴走します』と言った時に、『私のキャパシティはこれなので、たくさん仕事を受けられないんです』と言っていたのも良かったです。伴走型だけど『私は何十社もやっています』と言ったら無理だろうと思いますが、伴走型で取り組まれる会社を絞っていらっしゃいました。それが非常に良かったです。
また、人柄も決め手のひとつでした。話しやすい熱血営業マンのようなキャラクターで、コミュニケーションがとても取りやすかったです。ビジネスにおいて話しやすさは非常に重要ですからね。」
笠行氏:「通常の研修講師ではないやり方を持っておられることが、非常に決め手となりました。問題解決や評価制度にも携わっていただきましたが、かなり根っこの部分から関わっていただけたことが良かったです。
一般的な研修コンサルだと、1日で研修して『あとは御社でお願いします』という感じになりがちですが、そこまで入り込んでくれたことは、自分自身も学びになりましたし、今後の会社としての進め方のきっかけにもなりました。」
Chapter 02. 現場が変わるという確かな手応え
WILLSORT 海藤:お取り組みの中で、印象に残っているエピソードはありますか?
石井氏:「社員や現場で問題があった時にプログラム外でも一緒に悩んでくれたことです。外部の方であれば悩む必要はないことなのに、常に一緒に考えてくれたのは非常に嬉しかったです。おかげで色んなことが解決に向かったり、新しいポジションで頑張ってくれている社員もいます。共通するのは、契約業務を超えた関わりを持ってくださったことで、それが非常に嬉しかったです。」
笠行氏:「評価制度の構築に関するエピソードが印象に残っています。時間に関係なく相談させていただきました。メールを毎日のように送っていたと思いますが、立場の垣根を越えてフォローしてくれました。
本来であれば『ここまで』という情報も、全てではないにしてもヒントを与えてくれるなど、本当に感謝しています。あの時のエピソードは一生忘れないと思います。」
WILLSORT 海藤:約1年間のプロジェクトとなりましたが、実際にはどのような成果や変化を実感されていますか?
石井氏:「日々一緒にいると実感値はなかなか感じにくいのですが、今日の成果報告会が良かったです。普段はなかなか見えない店長たちの変化も、報告会で明確になりました。
それとやっぱり結果が大事ですので、売上が上がったのは大きいですね。事業部全体で前年比118%、予算比も108%程度になります。金額でいうと、既存店だけでも約3000万円増えています。」
WILLSORT 海藤:「マネージャーを筆頭に、店長たちが真摯に売上に向き合った結果でもありますね、とても嬉しいです」
Chapter 03.最後に
WILLSORT 海藤:私たちのサービスを他社に推薦するとしたら、どのような点をお伝えいただけますか?
石井氏:「三つあります。まず『一緒に悩んでくれる』こと。次に『常に勉強して、知見をアップデートしている』こと。
そして『海藤さんの人柄』です。どんな人なのか、人柄もコミュニケーションにおいては結構大事だと思うんです。
中でも特に『一緒に悩んでくれる』ことが一番大きいですね。よくある『ここまでは契約外なので』というような線引きをせず、プロジェクトを進める上で本当に大事な部分まで入り込んでくれたことが、非常に価値がありました。」
WILLSORT 海藤:「ご一緒させていただき、こちらこそありがとうございました。最後に一言お願いできますでしょうか」
石井氏:「熱いハートを感じられたことが印象的でした。ぜひまた一緒に仕事をしたいですね。」
笠行氏:「今後もこのご縁を大切にしていきたいと思います。ありがとうございました。」
